マイノリティ
初めてのお客さんから問い合わせの連絡があった。
「彼が外国人なので英語しか出来ないけどカット出来ますか?」
今は英語の出来るスタッフはいませんがGoogle翻訳とか使って切れますよと、伝えたところ彼女も一緒にご来店された。
聞くと自由ヶ丘の方から色々連絡してどこも断られたのだとおっしゃってた。
ちょっとびっくりして考えられないと思ったけど日本てやはりマイノリティには厳しくてとても閉鎖的なんだと良くも悪くも改めて思いました。
カット中は彼女とのお話が多かったのだけど、彼女はオーストラリアで(たぶん)高校に行ってたそうで、帰国して日本で働いて自信をなくしている様子だった。
またオーストラリアに行って大学に行きたいけど、年齢的に遅いのではないか。
とてもまわりと比べてしまう。
等々僕にも共感できる話でした。
新しい事を始めるのに年齢なんて関係ないし、まだまだチャンスだらけに見えてますけどってお伝えした。
日本は年齢で物事を括ることがとても多いし、実際自分も23才で美容学校に行った。その時も妙に年齢を気にしていたと思う。
初めて美容室に勤めた時も年齢の話をよくされた。。。若いことが求められる世の中って。
なかなか未来に動けない人も沢山いるはずなのにね。
確かに若くて成功してる若者は凄いし憧れるけどさ。
いまの年齢になるとこの先どれだけチャレンジ出来るのだろう。
体力面、金銭面、環境など考えて20代の若者のようにはいかない。
それでもチャレンジしていかないとなりたい自分にはなれない。
そしてsnsって自分の良いところを沢山載せてるからあんまりやり過ぎると、自己肯定感が少なくなるのかなとも思いました。
人と比べてるとずっと幸せにはなれないし、どこが幸せなのかも見失いそう。。
そんな事を思いながら色々お話させて頂いた。
自分の人生のゴールに満足していたら全てがOKなんだろう。
そんな生き方していきたい。
学芸大学 hair salon DAHAB